
多くの皆様が、あなたと同じようにこのような悩みをお持ちです。
しかし、実際どうすればいいのか分からない・・・
実際、見学会に来たお客様からもこんなお話をお聞きしました。
「大手ハウスメーカーは、高いのは分かっている。でも、100点満点で0点の家は無いでしょう。悪くても60〜70点ぐらいの家は建ててくれると思います。でも、地場の工務店に頼むと、50点以下もあるかもしれない。だから、地場の工務店を選ぶのは怖いですね。」
確かに、我々家づくりをする立場からも見ても、大手ハウスメーカーに中から1社を選ぶのも大変なのに、まして数多くある工務店から1社を選ぶのは本当に難しいと思います。
このように、家づくりには多くの悩みがでてきます。
一生のうちで一番大きな買い物ですから、悩むのが当然。
しかし、あなたには家づくりで失敗してもらいたくありません。
そこで、最低限知っておいて欲しい「幸せな家づくりのための正しい知識」があります。
ほんの少しの知識ですが、これだけで多くの失敗を未然に防ぐことが出来るはずです。
それでは、一緒に見ていきましょう。

最近は、坪単価25万円など、ビックリするぐらい安い住宅価格の表示があたりまえになってきました。
その金額を信じて、実際に見積りを取ってみるとどうなるか?
坪単価25万円のはずが、坪45万円にもなってしまった・・・。
実は、これはよくある話です。
広告には豪華な設備が載っているのに、実際に生活に必要な設備や必ずかかる経費は別途。「こんなのはおかしい!」こんな風にあなたは感じたことは無いでしょうか?
住宅会社には、見積りの表示の決まった基準がありません。住宅本体価格の金額設定や、表示方法などは、住宅会社が勝手に決めています。極端なお話、「坪単価は10万円。窓、屋根、玄関別」みたいなことを広告に書くことが出来るのです。
冗談みたいな話ですが、本当の話です。
では、実際には使われているカラクリをお教えいたします。
坪単価自体を下げてしまうやり方です。生活に必要なクローゼット、網戸、照明、防犯用の面格子などを全て別途にして、本体価格が安く見えるようにします。必要なものは全てオプションになります。
網戸の付いていない家ってあります?
坪単価は、基本的に大きい家なら安くなって、小さい家なら高くなります。なぜなら、建築費用の中で大きなウェートを占めるキッチン、お風呂などの設備費用は大きな家も小さな家も2世帯などで無い限りは、基本的には変わりません。
その設備費を広い面積で割ると、安くなり、小さな面積で割ると高くなります。
そのカラクリを利用して、坪単価20万円。でも78坪の家・・・
誰がそんな大きい家を建てるのでしょうか・・・
家本体の価格は、あれもこれも付いてとってもお安い。でも、建築諸経費が別途。
当然、家を建てるには色々な諸費用がかかります。確認申請費用とか現場管理する費用などです。でも、それって基本的に最初から分かっている費用。地域によって例外はありますが、ほとんどが一律の金額です。つまり、最初から必要なことを知っているにもかかわらず別途費用にしているのです。さらには、プロの我々が見てもよく分からないような項目まであって、なんの費用のことなのやら・・・他にも、カラクリはあるかもしれません。
しかし、大事なことは、あなたが満足する家が全部でいくらかかるのか?を知っていただくことです。そして、その金額を知る前に決して契約をしてはいけません。何百万円もの手付金を払った後で、あれもこれも追加です、と言われれば、相手の言いなりになるしかありません。
ですから、広告の金額だけを鵜呑みにしないで下さい。

商談を進めていくと、ほとんど住宅会社は、キャンペーンの話をしてきます。
「今キャンペーンをやってまして、今月中にご契約していただいた方には、もれなく豪華○○○をプレゼントです。」とか、「今はキャンペーン中なので、なんと□□□万円お安くなります」などと、契約をすすめてきます。
なぜ、そんなにお客様の決断を急がせる必要があるのでしょうか?
住宅は、一生のうちで一番大きな買い物。
その大きな買い物の決断を急がせると、お客様の正確な判断を狂わせてしまいます。
ですから「わあ!お得だわ!」と、思ってはいけません。
実際に、本当に得するキャンペーンもあるかもしれませんが、ほとんどのキャンペーンは、手を変え、品を変え、来月もその次の月も行われています。
また、住宅会社もキャンペーンは計算済み、損をしないようになっています。
少しの特典に釣られて、家づくりに失敗してしまっては、元も子もありません。
一時の感情に流されないで下さい。

「現場はウソをつかない」これは、事実です。
現場を見ると、その会社のことがよく分かります。
出来上がってしまった家を見ても、綺麗なドレスを着飾ったお嬢様と同じ、中身は見えません。
結婚相手を選ぶ時、外見だけで判断しますか?
中身が重要ですよね。
住宅も同じです。
まずは、現場見学会に参加してみることです。
構造見学会をしている場合は、必ず構造を見せてもらいましょう。
もし構造見学会を開催していないし、現場も見せてくれない業者は危ない業者です。
見えない部分を正直に見せてくれる業者かどうかは、業者選びのポイントです。
分からなくても構いません。一度でもちゃんと見ておくことが重要です。
ぜひ、構造も確認しておいてください。
また現場を、不意に見に行くと、よくその会社のことが分かります。
普段から、現場をキレイにしているか?
職人の態度はどうか?
もし、現場が汚くて、廃材があちこちに転がっていたり、職人が遊んでばかりだとすれば、現場の管理ができていない会社です。
どんなに大きな会社でも、家を建てるのは、ひとり一人の職人さんです。
家は、人が作るものです。
現場も職人も管理できていない会社が、いい家なんて建てることはできません。
必ず、現場を確認するようにしましょう。

欠陥住宅ができてしまう大きな理由は、会社の窓口と実際に工事を行う職人さんが直接つながっていないことです。
ですから、住宅会社の施工体制を確認することが大切です。
いわゆる『まる投げ』を行うような会社は、まず職人さんまでその会社の思いは届きません。
『まる投げ』とは、受注した仕事を一括して下請けにまる投げで発注することです。
さらに下請け業者がさらに孫請けに発注してさらに複雑になっていきます。
実際に仕事をするのは職人さんです。
その職人さんまで、お客さんが発注した会社の想いが届きにくくなれば、職人さんの責任意識が薄くなって、手抜きされる可能性が高くなります。
また、下請け→孫請け→職人と中間業者がたくさん入ることによって、お客様の大切な建築費が実際に工事をする職人さんまで届きにくくなり、コストダウンによる手抜きが発生します。
お客様の大切な建築費が職人さんまで十分な金額が支払われないとなると、家づくりにかける想いも減ってしまいます。
一番大切なことは、職人さんの顔が見える会社か?どんな人が工事監督なのか?
実際に家を作る人の顔が見える会社と一緒に家づくりをしていくことが、失敗しない家づくりの秘訣です。
かならず施工体制を確認するようにして下さい。

「注文住宅なのに、自由にプランができない。それって注文住宅?」って、ウソみたいなホントの話です。
プランをしてもらう段階になって、
「うちの会社は、プランが決まっていますので、このプランになります。」と言われ、プラン変更が出来ない。また、「プラン変更するには、契約してからになります。」と、言われる会社もあります。
これは、もう注文住宅と言えません。
人はそれぞれ違う生活習慣ですし、住み人によって要望も様々。
それを一定のプランに当てはめて「はい!このプランでどうぞ!」では、住みよいはずはありません。
実際のプラン作りは、そんな単純なものではありません。
家は住む人々がどのように生活して、これからどうなっていくのか、その暮らし方でプランは変わります。
プランのことは、あまり言わずに豪華な設備をアピールしてくる会社は要注意。
設備は、取替えできますが、間取りを変えるには多額の費用が発生する場合があります。
プラン作りに時間をかけないで、設備の豪華さを強調する会社には気をつけましょう。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
「なるほど・・・。そんなことは知らなかったなあ。」と思われた方もいるでしょう。
「そんなことは知っているよ。」と思われた方もいるでしょう。
たったこれだけのことを知っている人と、知らない人では、家づくりに失敗する確率は全く違います。
最低限、これだけのことは知っておいてください。
そうすれば、あなたの幸せな家づくりは成功することでしょう。

