DM・あすなろ通信

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2018 月刊ふかみ通信 5月号

2018年05月15日 16:04:32ライター:鎌田カテゴリ:DM・あすなろ通信

今月のトピック

1.ふかみの独り言

2.家づくりの本を読む  【リンゴのような家】 その1

3.あとがき

 

ふかみの独り言

4月になりました。

娘が今年から中学生になりました。だんだん家族一緒に行動することも減るので、

春休みに京都に行ってきました。3月末に行ってきたのですが、ちょうど桜が満開の時期に当たって、

東寺の夜桜を見ることができました。初めて見ましたが、夜の真っ黒な背景に、

ライトアップされた5重の塔と桜の風景は本当に感動しました。

実は、東寺を見るものも初めてで、シルエットが美しく、またゆっくり時間をかけて見に行きたいですね。

旅の続きは、あとがきへ続く。。。  

 

家づくりの本を読む  【リンゴのような家】 その1

住み心地は、住まいで大切なことです。その住み心地とは何か?を取り上げ、

解き明かそうとした本書は、家づくりのヒントがたくさん書かれています。

『リンゴのような家』  新建新聞社 発行

リンゴ果実は、何故みずみずしいのか?リンゴの家は、何故住心地がいいのか?

住まいの成熟とは何か?50年後100年後も好きでいられる家とは?住み心地を決める設計を取り上げた書

 

リンゴの家とブドウの家

本書では、便宜上、「リンゴの家」と「ブドウの家」というメタファーを使って、

住宅の性能を説明しています。

 

リンゴの家は、1つの空間です。

一方、ブドウの家は一つ一つの果実がバラバラで、住宅に置き換えると、

部屋ごとに分かれていてるお家のことです。

高度経済成長時代に建てられたほとんどの家は、ブドウの家です。

3LDKとか4LDKなどと言われるようなお家で、LDKと主寝室と子ども部屋というように、

一部屋一部屋が完全に区切られています。

 

それは、高度経済成長時代に質より量を求められ、効率重視のプランが主流だったことが原因です。

一億総中流社会といわれ、みんなが幸せな時代の象徴がブドウの家だったのです。

 

しかし、バブル崩壊や大震災を経て、「幸せとは何か?」という価値観の大転換が起こっています。

「小さくても大きく住める家」つまりリンゴの家がその処方箋のひとつになります。

 

・小さくてもゆたかに暮らせる住まい

意味のない廊下は省く、光のリズムで空間に奥行きを生む。

心地よい居場所をいろいろなところに設ける。

 

・空間づくりのツボは、床面積と天井高の比

家の設計にサイズは重要です。12畳の部屋は天井高さを高く、

それと同じ天井高さで4.5畳の部屋をつくると、居心地の悪さを感じます。

大切なのは、床面積と天井高さの比の捉え方です。

 

・L型の玄関框で玄関も気持ちもすっきり

普通、下駄箱に対して垂直に框を伸ばしがちなところを、あえてL型に折返し、土間をL型に。

下駄箱側の土間部分に家族の靴を置けば、玄関扉を開けた正面はお客様用で

いつでもすっきりさせておくことができます。

 

・「軒」はなくてはならぬもの

夏の日差しを遮り、冬の日差しは家に取り込む・風を巻き込み家の中に入れる・雨風に外壁がさらされず、

家が傷まない・急な雨でも洗濯物が濡れたり、吹き込まない・雪が降っても家の周りを自由に歩ける、

雪かきの心配がない-「深い軒の出」は、コストではなく、必須なものです。

・土地探しはデザインの一部です。

北側道路や鰻の寝床・旗竿・変形・袋小路等不動産価値が低い土地も設計次第で、

特徴ある心地よい我が家になります。

大切なのは、目的とする住まいに対して適切な土地になるかの見極め。

土地のコストを抑え建築にかけることで可能性が広がるならば、選択すべきだと考えます。

 

・開口部を出隅・入隅に活かす。

壁と壁が出会った所の外側の角を「出隅」、内側の角を「入隅」といいます。

出隅部分に開口部をまわしてとると、庭を視覚的に室内によびこむ効果があります。

入隅にまわした開口部は、そこを通して室内を見通すので、庭が標準室内的に感じられます。

 

家づくりの考え方がガラリと変わってきている感覚は、

実際に家づくりの現場にいる私自身、とても感じます。

家づくりの技術が変わってきていることもありますが、

それ以上に住宅業界の考え方が変わってきています。

省エネ住宅が当たり前になってきている今、求められてるのはまさに「りんごの家」なのです。

住宅そのものの寿命が急に30年前後だったのが、100年以上に伸びたのですから当然です。

 

ただ住宅を建てることが目的だった時代とは異なり、

今は住宅を建ててどんな暮らしを実現するか?そこに価値を求めらているのです。  

              (来月につづく)

 

あとがき

今回1泊2日でしたが、泊まったところは、京都駅から徒歩5分の築70年の町家でした。

京都は、世界的に有名な観光地のひとつです。

古い町家は、日本の暮らしを体験できるひとつのテーマパークみたいなものです。

京都には、そんな誰でも宿泊できる町家がたくさんあるみたいです。

私も今回は「airbnb(エアビーアンドビー)」で申込みをしたのですが、たくさん泊まれる施設がありました。

 

町家は、京都ならではの住宅形式です。町家には、家づくりのヒントがいっぱい詰まっています。

 

あんじゅホームでも民泊事業や宿泊施設のリフォームやリノベーションをすることで、日本の古い家屋や空き家の再生事業のお手伝いができれば嬉しいですね。

 

もし、そんなことをお考えの方がいたら、ぜひご相談ください!

 

深見 宗久

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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