建築に携わって約60年。建築一筋に歩んできました。私の師匠から何度も何度も言われた言葉があります。「仕事は、真面目に、真剣に、一生懸命にしろ」。その言葉を胸に60年。その経験の中で分かったことがあります。それは、建築で大切なことは、「当たり前のことを、当たり前にする」と言うことです。当たり前のことを、当たり前にできていないのが建築業界です。その当たり前のことを、真面目にちゃんとしていく。これが、いい家になるのです。
皆さんの家づくりが、少しでも幸せな家づくりになるように、少しでも家づくりで失敗する人がいなくなるように、残りの人生を私が携わってきた建築業界にささげたいと思っています。