神戸のリノベーション・リフォームブログ

【リフォーム】戸建てまるごと、リノベーションプロジェクト②

こんにちは!リフォーム/アフター担当です。
前回に引き続き、戸建てをまるごとリノベーションしたお家をご紹介いたします。

今回の現場は築57年の木造住宅のため、まずは耐震検査を行い構造強化の計画を進めて行きました。
構造強化は、建物の耐久性や耐震性を向上させるために行われる重要なリフォームです。特に古い建物では、構造材の劣化や設計の古さにより、耐震性や安全性に問題が生じる可能性があります。

 

構造強化

  • 壁の補強:壁は建物の安定性に影響を与える重要な要素です。壁の補強は、壁に補強材を取り付けることで行われることがあります。特に耐震性を高めるために、壁の補強が重要なポイントとなります。
  • 柱と梁の補強:柱と梁は建物の骨組みを支える重要な部分です。古い建物ではこれらの部分に劣化が見られることがあります。柱や梁の補強には、既存の部材に追加の補強材を取り付ける方法や、新たな補強部材を導入する方法があります。

 

また、今回の工事では断熱の補助金を取得できるよう、床下や壁、小屋裏に断熱材を施しております。スケルトンリフォームにおける断熱工事は、住宅の快適性や省エネ性を高める上で非常に重要な工程です。

 

断熱工事

スケルトンリフォームでは、建物の内部をほぼ全て解体するため、新たに構築された部分と元々の建物の接合部分など、熱の逃げ道ができやすい状況が生じます。このため、断熱工事が欠かせません。

断熱工事を行うことで、以下のようなメリットが得られます。

  • 快適な室温の維持:断熱工事により、外気の影響を受けにくくなります。冬場は室内の暖かさが逃げにくくなり、夏場は外部の暑さが入り込みにくくなります。快適な室温を保ちながら、エアコンや暖房の使用を節約できます。
  • 省エネ性の向上:適切な断熱工事を行うことで、冷暖房のエネルギー消費が削減されます。結果として、エネルギーの無駄遣いを減らし、家計にも環境にも優しい住まいへと生まれ変わります。
  • 騒音対策:断熱材は、防音効果も持っています。外部の騒音を遮断し、静かな住空間を実現することができます。特に都市部や交通量の多い場所にある住宅では、その効果を実感できるでしょう。

 

断熱工事について

今回の工事では以下の断熱工事をおこなっています。

  • ウォール断熱 :壁の内側に断熱材を施工する方法です。内側から行う場合は、壁を張り替える必要があります。
  • 天井断熱:屋根裏空間に断熱材を敷き詰める方法です。一般的な工法はロックウールやグラスウールが袋に入った断熱材を敷き詰める方法や、発泡性の断熱材を吹付ける方法があります。
  • フロア断熱 :床下に断熱材を敷くことで、地面からの冷気を遮断します。
  • 窓の断熱改修 :窓の性能が断熱に大きく影響します。二重窓や高性能な窓への交換など、窓の断熱改修も効果的です。

スケルトンリフォームにおける断熱工事は、快適な住空間を実現する上で欠かせない重要な要素です。エネルギー節約だけでなく、快適な室温でヒートショックを防止し、静かな環境を手に入れることができます。

 

あんじゅホームでは、手すり一つ等のリフォームから戸建てまるごとリノベーションまで、大小問わずリフォームのご相談にのっています。
注文住宅だけでなく、戸建&マンションのリフォームやリノベーションでお悩みの際は、ぜひお任せくださいませ!!