あんじゅホームスタッフブログ

【現場レポート】 造成工事 後編

菅原 悌

いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。
昨日に引き続き造成工事のお話しです。
今回の計画地は地盤が軟弱なため擁壁の下を地盤改良します。

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この度の地盤改良は柱状改良での計画です。
柱状改良とは中規模建築物向けのもっとも一般的な地盤改良工法です。
現地の土とセメント系の固化材を混合し地盤内に柱状の補強体を築造します。

直径50センチ程度の穴を支持地盤まで掘ります。
この掘る過程で水とセメントを混ぜ撹拌させながら掘り進めます。
支持地盤まで到達したら、逆回転させながら円柱状の改良体を築造します。
 イラスト引用元 

あいにくの雨模様でしたが、柱状改良では影響がない程度です。
作業員の方には雨の中を頑張って頂きました。
朝8時半スタンバイ完了です。
固化材のセメントが搬入されるのを待っています。

9時になり、セメントが到着しました。
回転させながら撹拌ビットを支持層まで掘り進めています。
同時にセメントを送り込んでいます。
地中に大きな石があるとビットが止まってしまいます。
その場合は回転数をあげ石を粉砕させます。
今回は大きな障害物もなく順調に掘り進めることが出来ました。

 

設計した支持層まで掘り進めたかの確認をし、到達を確認後に逆回転をさせながら引き抜きます。

 

合計27本の改良体を築造しました。
数日間の養生期間を取り擁壁工事の再開です。

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2日間に渡って造成工事をお伝えしました。
週明けから本格的に擁壁工事がスタートします。
今後もレポートをお伝えしていきますのでどうぞお楽しみに!