あんじゅホームスタッフブログ

【建築豆知識14】 吹抜けのお話し

菅原 悌

いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。
家づくりに関する基本的なお話を、建築士の実務目線からお届けしています。
14回目の今日は「吹抜け」です。

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リビングに開放感を出したいと思う方も多いのではないのでしょうか。
吹抜けをつくることによって明るいリビングにすることができ
1階と2階の空間が連続するので縦に長い印象を与え、オシャレかつ機能的な空間になります。

1階と2階が繋がっているためお互いの気配を感じることができ
家族のコミュニケーションも自然と増えます。
また、自然光を多く取り入れられるのも吹抜けのメリットです。
吹抜け上部にFIX窓を設置することで採光の効率が良くなります。

 

反面、吹抜けにすることでデメリットもあります。
吹抜けを設置すると2階のスペースが小さくなります。
2階に多くの部屋が欲しい、広いスペースを確保したいという時は不向きとなります。
吹抜けにより空間が大きくなりますので空調効率は悪くなります。
断熱性と気密性を高めるなどの対策が必要です。
また、臭いや音が2階まで届きやすくなります。
臭い対策としては、キッチン付近の吹抜けを避ける。2階に換気扇をつける。など
音の対策としては、2階ホールに内窓をつける。ロールスクリーンをつける。などがお勧めです。

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それでは実務目線で吹抜けにお勧めの設備を紹介します。

シーリングファン

吹抜けをオシャレにみせるだけでなく空調効率もUPします。
夏場、冬場でファンの回転方向を変えることで空気を循環させることが出来ます。

 

FIX窓

曇りガラスにすることで汚れが目立ちにくくなります。
光は取り入れつつ、視線が隠せるだけでなく、メンテナンスの頻度を落とすことが出来ます。

 

ロールカーテン

南向きに吹抜けを作った場合、夏場の陽ざしを遮るにはロールカーテンが最適です。
手動チェーンで開閉する商品もありますが、個人的には電動のロールカーテンがお勧めです。
すぐに必要なくても、ロールカーテン用の下地と電源は最初からつけておきましょう。

 

梁と照明

見せ梁と照明で空間を演出することでより開放感を出すことができます。
照明は上部を照らすことで天井・壁全体がより明るくなります。
あえて梁を見せ、スポットライトを設置してもいいですね

 

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吹抜けにすることで空間の広がりが出ますが、空調効率が悪くなるなどのデメリットもあります。
しかし、家の性能を確保しながら空気の循環ができる設備を整えることで回避できます。
メリット・デメリットを考慮しつつ、オシャレなリビングをつくりましょう!