あんじゅホームスタッフブログ

【コラム】 フェーズフリーを取り入れる

菅原 悌

いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。
フェーズフリーを住宅に取り入れる工夫をご紹介します。

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昨日フェーズフリーについてご紹介しました。
ではフェーズフリーの考え方を住宅に取り入れる場合はどのような工夫があるのでしょうか?

造作家具

一般的に震度6強の地震では固定していない家具のほとんどが倒れます。
造作家具は壁や天井に固定することが多いため、家具転倒による災害を防ぐことができます。
空間を有効に使えるだけでなく二次災害防止にもなるのでフェーズフリーとなります。

 

勝手口

勝手口は配置場所によってはフェーズフリーの役割を果たします。
具体的には家の外と道路のアクセスしやすい場所に設けたり、玄関とは反対側に設けると災害時の避難経路となります。
日常のゴミ出しに便利なだけでなく非常時の避難経路となるように考えるとより利便性が高くなります。

 

土間

宅内に広めの土間スペースを設けることもフェーズフリーの考え方です。
日常は屋内として趣味などを楽しめる場所やセカンドリビングに
非常時には屋外としてペットが過ごせる場所やお子さまが遊べるお庭のような使い方もできます。

もちろん、太陽光パネルや蓄電池もフェーズフリーの設備となりますが
建築費用を掛けずにちょっとした工夫で災害時にも役立てることができます。

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日頃使う日用品にもフェーズフリーの役割を果たす商品が多くあります。
ガラスを踏んでも怪我をしないスリッパ、自家発電と蓄電ができる扇風機、お湯も電気も不要な湯たんぽなどあれば災害時に役立ちそうですね。
災害はいつ起こるか分かりません。
日頃の備えがとても大切ですね。