あんじゅホームスタッフブログ

【現場レポート】 第三者機関による現場監査

菅原 悌

いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。
弊社では全棟、第三者機関による現場監査を行っております。

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第三者機関による現場監査をご存知ですか?
弊社ではこの取り組みを始めて、もう10年近くになります。
基礎の配筋工事から完成までを10工程に分け、要所で監査を受けます。
もちろん、現場監督による社内チェック体制もありますが、配筋工事や防水工事など完成したら隠れてしまうところはダブルチェックができる体制にしています。

屋根の防水工事が終わりましたので監査を受けています。
防水シートが規定通り施工されているか、重なり部分が間違えていないかなどをチェックして頂いています。

 

現在ではこの第三者機関の現場監査も当たり前になってきていますが、それでもまだまだ実施している会社さまは少ないです。
理由としては、コストが掛かるというのもありますが、監査の日は作業がストップするのを嫌うということもあります。

年間の着工棟数が何百棟もあるローコスト住宅の会社さんでは、一般的に建築の工期が短いです。
短期間で多くの家を建てて薄利多売で売り上げを立てています。
工期が短い上に監査で作業がストップすると完工棟数が減り、売り上げが減る。
売り上げが減ると職人さんへの労働対価も減る。
職人さんは監査のせいで工期が延びたのに対価が減るので仕事が雑になる。
と悪循環になっていきます。

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弊社が年間の着工棟数を決めている理由はここにあります。
無理のない建築スケジュールで丁寧な施工をして、監査を受けられる工期を確保しています。