【研修レポート】照明の研修に参加してきました!

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
あんじゅホームの新入社員、長谷萌香です。

先日、Panasonic株式会社ショールームにて、照明に関する研修に参加させていただきました。今回はその学びの一部を、皆さまにもシェアさせていただきます!

 

ショールームに行く前と行った後で変わった私の印象

ショールームに行くまでは正直に言うと、照明について深く考えたことはありませんでした。
「部屋が明るければそれでいい」
「見た目がオシャレなら十分」
れくらいのイメージでした。
色温度や演色性という言葉もどこか専門的に聞こえて、こだわる人はこだわるんだろうなぁくらいの距離感を感じていました。

しかし、実際にショールームに足を運んでみるとその印象は大きく変わりました。

同じ照明器具でも、設置の仕方や壁・床の素材によって、こんなにも雰囲気が変わるのだと驚きました。
特に感動したのが、「光の色温度」「光の広がり方」です。
昼白色、電球色、それぞれの違いはもちろん、天井に向けて間接照明を当てたときのやわらかさや、スポットライトの立体感のある演出など、体感して初めて「こういうことだったのか!」と実感できました。

 

照明の基本を再確認。「色温度」や「演色性」の奥深さ

それでは実際の研修内容の一部をご紹介します!
研修は、照明に関する基礎知識からスタートしました。

「色温度」「演色性」「光の広がり方」など、照明に関する基礎から教えていただきました。
名前は知っていても理解が曖昧だった部分を、実際の器具や空間を通して整理することができました。

  • 色温度:光の色味を指す指標で昼光色(蛍光灯のような白い光)」、「電球色(オレンジ色の光)」、「温白色(昼光色と電球色の中間の色)」の3種類があります。
  • 演色性:照らされたものの「色の見え方」がどれだけ自然かを示す指標です。
  • 光の広がり方:照明器具によって光が直線的に届くのか、広がるのかが異なります。

特に印象的だったのは、
「同じ明るさでも、色味や配置によって空間の印象が大きく変わる」
ということです。
実際に照明の色合いや角度を変えるだけで、部屋の雰囲気ががらりと変化する様子を目の当たりにし、光が持つ力の大きさに驚かされました。

研修では床材(フローリング)のサンプルを4種類持ち込ませていただき、実際に照明をあてて見え方の違いを体験しました。
使用した照明は、昼光色・温白色・電球色の3種類です。
床材自体は同じものなのに照明の色によって見える色合いや質感が変わって見えませんか?
このように床材に限らず、壁紙やドアなど光が当たるものは照明の色によって見える色や印象が変わります。
下図は壁紙の色の違いを表しています。

 

 

暮らしに寄り添う「生活シーンに合わせた照明計画」

次に学んだのは、「生活シーンごとの照明計画」についてです。
ただ明るくするのではなく、暮らし方・間取り・動線・心の快適さまで考えた照明設計の重要性を学びました。
たとえば、玄関やリビングは温かみのある色味の照明、キッチンでは手元が明るく見える照明など
光の「量」ではなく、「質」が暮らしに与える影響の大きさを、具体的なシーンを想定しながら学ぶことができました。

 

間接照明の奥深さ

今回の研修で特に驚きが大きかったのが、「間接照明」についてです。
今までは、「間接照明=おしゃれな照明」くらいのイメージしかなかったのですが、実際には
光を壁や天井に反射させて、空間全体にやさしく広がる
という理論に基づいたものであり、空間の印象を大きく左右する重要な要素でした。
「直接照明=明るさ」「間接照明=雰囲気」と思っていた私ですが、実は両者をバランスよく組み合わせることで、快適さと機能性を両立できるということを学びました。

 

照明は、暮らしを豊かにするデザインの一部

今回の研修を通して、照明は単なる明かりではなく、暮らしの質を大きく左右するものであると実感しました。
これからは毎日を過ごす住まいで、「視覚的な心地よさ」も意識しながら、お客様に寄り添ったご提案ができるよう努力してまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後も、新入社員としての気づきや学びをこのブログで発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
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