
【研修レポート】STOの現場見学に参加しました!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
あんじゅホームの長谷です。
先日、STO(シュトー)のEPS貼りの現場見学研修に参加させていただきました!
「STOって何?」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、STOはドイツ生まれの高性能な塗り壁材で、世界95ヵ国以上で使われている信頼のブランドです。
外壁の美しさと機能性を兼ね備えた塗り壁材として、日本でも近年注目されています。
STO塗り壁の魅力って?
まず、STOの外壁材には以下のようなメリットがあります。
ひび割れしにくい
金属ラスに比べて柔軟性のあるメッシュを全面に使用し、塗り壁特有のクラック(ひび割れ)を防止。
※金属ラス・・・金属製の金網のこと
超撥水加工で汚れに強い
ハスの葉のように水を弾く「ロータス効果」により、雨が汚れを自然に洗い流してくれます。
職人の手仕事による美しい仕上がり
サイディングとは違い、継ぎ目のないシームレスな外観が魅力。
多彩なカラーバリエーション
好みに合わせて選べる豊富なカラー展開で、Sto社オリジナルのカラーシステムは800色。
外観デザインの自由度も高まります。
ダブル断熱で快適な住まいに
STOの塗り壁は、「外断熱(EPSボード)」と「内断熱」を組み合わせた“ダブル断熱”工法も可能。
家の内外から熱をコントロールすることで、夏は涼しく冬は暖かい、快適な室内環境を実現します。
EPS貼りの現場を見学
今回見学したのは、外側に貼る断熱材「EPSボード」の施工現場。
実際の工程は以下のように進みます。
①透湿防水被膜の施工
建物全体を包むように防水シートを貼り、湿気を逃しながら雨水はシャットアウト。
② EPSボードの貼り付け
EPSボードという白い断熱材(発泡スチロールのようなもの)を外壁一面に丁寧に貼っていきます。
この時点で、すでに建物があたたかそうな印象に!
③ ベースコートの塗布
④ ファイバーメッシュの伏せ込み(クラック防止処理)
黄色いメッシュを全体に伏せ込むことで、ひび割れしにくい強固な下地が完成します。
⑤もう一度ベースコートを塗布
⑥ トップコートの塗布
最後は職人さんの手作業で、仕上げ材を塗っていきます。
↓透湿防水被膜(タイベックドレインラップ)とEPSボード
見学を通して感じたこと
やはり現場での見学は、資料ではわからない「職人の手さばき」や「施工の丁寧さ」を実感でき、とても勉強になりました。
特に、EPSのカットや取り合い部分の処理など、細かな作業にも技術と工夫が詰まっていることに感動しました。
今回の見学で、STOの魅力や施工の奥深さを改めて知ることができました。
塗り壁を検討されている方、外観にこだわりたい方には、ぜひおすすめしたい外壁材です!
STOは新築はもちろん、リフォームで断熱性能を向上させるために使用することができます。
リフォームの場合、元の外壁材が塗り壁だけでなく、サイディングなどでも外張り断熱として、断熱効果を高めることができます。
あんじゅホームは新築でも採用実績があり、リフォームも現在進行中です。
ご興味のある方は、ぜひあんじゅホームまでお気軽にご相談ください!