
太陽の高さと家づくりの関係性
こんにちは!
あんじゅホームの長谷です。
6月21日、この日は「夏至(げし)」でした。
1年でいちばん昼が長くなる日です。
そんな日に、ふと“家づくりと自然のつながり”について考える機会がありました。
夏至と聞いて思い出すのは、私の中では映画『ミッドサマー』。
スウェーデンの村で夏至祭が開かれる様子を描いたホラー映画です。
ホラーといえば暗い画面を想像される方が多いかもしれませんが、この作品は明るい北欧の白夜が舞台。
「明るいのに怖い!」と話題になりました。
私も映画館で観たのですが、映像はとても美しいのに終始不穏な空気が漂い、ホラー映画好きの私でも
「早く終わってほしい」
と思った記憶があります。
少しクセのある作品ですが、今までにない不思議な感覚を味わえる映画です。
(※グロテスクな描写もあるので、苦手な方はご注意ください!)
引用元:映画.com
そんな夏至の日に、
「太陽の高さって家づくりにどう関係するんだろう?」
と気になって、調べてみました。
太陽の高さと、軒の深さ
調べてみて驚いたのは、夏と冬で太陽の高さがこんなに違うということ。
夏は太陽が真上に近く、空高く昇るので、窓から直射日光が入りにくくなります。
一方、冬は太陽の位置が低くなるので、日差しがより室内奥まで届きます。
だからこそ、軒(のき)や庇(ひさし)をどれくらい出すかはとても重要。
深めの軒は、夏の強い日差しをカットしつつ、
冬の陽ざしはしっかりと室内へ取り込むことができるそうです。
暑さ対策も、自然の力を味方に
最近の住宅は、断熱性能が高く、冷暖房の効きがとても良くなっています。
でもそれだけじゃないんです。
風通しや太陽の動きなど、自然の力をうまく利用する工夫をプラスすることで、
より心地よく、快適な住まいがつくれると知りました。
この設計手法を「パッシブデザイン」といいます。
正直、入社前は「家って設備がメインで決まるんだろうな」と思っていたので、
こんなに“自然との調和”が考えられていることに、驚きの連続です。
暮らしと自然がつながる家づくり
夏至という日をきっかけに、家はただ“建てる”のではなく、
「どう暮らすか」「どう感じるか」を丁寧に考えてつくられるものなんだと、あらためて感じました。
あんじゅホームでは、実際の住み心地を体感できる
「完成見学会」や「インスタライブ」も開催中です。
私も現地でお手伝いしていることが多いので、ぜひ声をかけてください!
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