あんじゅホームスタッフブログ

【研修レポート】くらしソリューションスクエアに行ってきました!(後編)

こんにちは。あんじゅホームの長谷です。
今回は、先日参加したPanasonic様主催「くらしソリューションスクエア」レポートの【後編】をお届けします!

後編では、インテリアデザイナー・辻村久信さんによるセミナーの内容を中心にご紹介しますが、その前に、もうひとつご紹介したい印象的な新商品があります。

空間になじむ分電盤「FLEXIID(フレキシード)」

分電盤というと、どうしても“設備感”が強く、これまでは廊下や収納の中など、なるべく目立たない場所に設置されることが一般的でしたよね。
でも、今回展示されていた「FLEXIID(フレキシード)」は、まるで収納の一部のように空間にすっとなじむデザイン。
すっきりとしたフォルムと控えめな存在感で、インテリアの雰囲気を壊さず、生活空間の中に自然と溶け込んでいました。
これからの分電盤は「隠すもの」ではなく、「見せても気にならないもの」へ。
そんな意識の変化を感じられる商品でした。


引用:Panasonic公式サイト 住宅分電盤 FLEXIID(フレキシード)

辻村久信さんのセミナー「日本の灯り」と空間デザイン

続いては、辻村久信さんによる講演についてお伝えします。
セミナーでは辻村さんが手がけられた最新の空間デザインを通じて、「かつてあった日本の灯り」についてのお話がありました。

その中で、私が特に印象に残ったのは、神戸にある「ごはんや 分福(ぶんぶく)」というお店の紹介。
実は以前私も友人と訪れたことがあり、そのあたたかく落ち着いた空間がとても記憶に残っていた場所でした。
まさかその設計に関わっていた方とは知らず、とても驚きました。
その心地よさの秘密は、ハロゲンヒーターを熱源に、各テーブルに置かれた七輪の灯りを巧みに活用することで生まれていたそうです。
空間全体がふんわりとあたたかく、穏やかな気持ちになれるのは、こうした細やかな設計意図があってこそだったのだと、はじめて知りました。
「なんとなく落ち着く」と感じる空間の裏側には、目に見えない工夫と美意識が詰まっているのだと知り、その奥深さに改めて感動しました。

照明や設備など、目立たないけれど暮らしの快適さを左右する部分にこそ、本当のデザイン力が問われるのかもしれません。
今回の学びを、今後のお客様へのご提案にしっかりと活かしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
あんじゅホームでは、快適で心地よい暮らしを叶える家づくりをご提案しています。
気になる方はぜひお気軽にご相談ください!