
【第5回】宝塚での宿泊体験レポート|見えない性能を見える化編
こんにちは!あんじゅホームの長谷です。
M様邸での宿泊体験を通して、“快適”という言葉の本当の意味を肌で感じることができた私たち。
でも実はこのお家、感覚的な快適さだけでなく、数字や映像で確認できる“性能”の裏付けがあるんです。
サーモグラフィーで性能を視覚化!
今回は、サーモグラフィーカメラを使って、室内の温度分布や断熱性能の体感もさせていただきました!
窓の表面温度を、
「シャッターあり/なし」
「シェードあり/なし」
のそれぞれの条件で、室内と屋外の両方から撮影。
その画像からは、どの場所がどれくらいの温度を保っているのかが一目でわかりました。
驚くほど均一な室内温度
まず驚いたのは、室内の温度がとても均一だったこと。
M様邸では、夏場エアコンは8帖用のエアコン1台だけが稼働しています。
設置場所は2階の寝室で、寝室から階段や吹き抜けを通じて、冷気を1階に届けています。
外気温が高い日にもかかわらず、エアコン1台で家の中はどこもほぼ同じ温度を保っており、冷暖房の効率の良さや、熱の逃げにくさがはっきりと伝わってきました。
この体感が、前日の美泡湯での温まりやすさやエアコンなしでの快眠にもつながっていたのだと、改めて納得しました。
↓例として、実験で撮影したシャッターなしの窓の室内と屋外からの写真を添付します!
暮らしてわかる“見えない性能”
性能は、“数値”や“グラフ”だけではなかなか伝わりにくいもの。
でも、実際に暮らしてみることで、その意味が自然と理解できるということを強く感じました。
これこそが、M様が宿泊体験を受け入れてくださった理由で、私たちも性能について体験を通じて理解が深まりました。
宿泊体験から得た3つの“家づくりのヒント”
① 見えない部分ほど、実は暮らしに大きく影響する 断熱・気密・換気
これらの性能がしっかりしていることで、夏も冬も快適に。
しっかりと計画しておくことで、エアコンの稼働効率もUPし、結果的に光熱費削減にもつながります。
② 五感で感じる“心地よさ”の正体は、設計の工夫にある
風の通り方、光の入り方、生活動線。
M様邸ではそのすべてが心地よく計算されていました。
③ 「快適」は設備だけじゃなく、住まう人の工夫と選択から
美泡湯やIHなどの設備だけでなく、暮らしを楽しむアイデアや工夫があることで、日常がより豊かになることを実感しました。
5回にわたる宿泊体験レポートを終えて
全5回に分けてお届けした、宝塚市での宿泊体験レポートいかがでしたでしょうか?
こうした“実際に暮らして感じたこと”を、これからのご提案にしっかり活かしていきたいと思います。
少しでも皆さまの住まいづくりの参考になれば嬉しいです!
改めて、2日間に渡り性能体感にご協力くださったM様、本当にありがとうございました!
高性能住宅・省エネ住宅をご検討の方は、ぜひ一度「体感」してみてください!
気になることがあれば、お気軽にあんじゅホームまでご相談くださいね。