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プロに聞く住まいのお手入れ&トラブル解決「クロス(壁紙)の補修」
こんにちは、アフター担当の中山です。
4月に入り、ずい分と暖かくなりました。
今回はクロス(壁紙)が浮いてしまったり、フチがはがれてしまったりした場合の補修方法をご紹介します。
お客さまからのお問い合わせが多いお困りごとです。
実はこれ、洗濯のりなどで簡単に貼り付けられます!
ただ今どきは、洗濯の仕上げに、のり剤を使うご家庭も減っていますよね。
そんな場合は、ホームセンターなどで売っている「ジョイントコーク」を使うのがオススメ!
壁紙の浮きや、めくれだけでなく、角の継ぎ目や、天井と壁面のすき間を埋めるのにも使える、内装用のコーキング剤です。
カラーバリエーションが豊富なのも便利。数百円で購入できるため、ご自宅の壁色に合わせたものをストックしておくといいでしょう。
白っぽいクロスの場合は、ライトアイボリーやニューベージュが合いやすいです。
【ジョイントコークを使った壁紙の補修】
●補修方法
クロスがめくれた部分に隙間なく塗り、ローラー(お持ちでない場合は丸い鉛筆などで代用)で優しく押し付けます。
剥がれていない部分からフチに向かってジョイントコークを押し出すように、何回かローラーを転がしてください。
引っ掻いたような傷でも、クロスがはがれ落ちずに残っている場合は、丁寧にのばし広げてからジョイントコークで貼り付ければ大丈夫!
●補修後の仕上げ
仕上げは優しく水拭きしてください。水性なので余分にはみ出た場合も、濡れたタオルで簡単に拭き取れます。
また、ビニールクロス(一般的なクロス)であれば、メラミンスポンジと「水の激落ちくん」(アルカリ性電解水の住宅用洗浄剤)で優しくこすれば意外ときれいに汚れが落ちるので、ぜひお試しを。
和紙やコットンのクロスは、液体を付けてこすると痛むので、濡れ雑巾などで叩き出すようにするのがコツです。拭いても落ちない汚れは、白いチョークやベビーパウダーを塗ってごまかすといいでしょう。
クロス以外の場所にコークが付着したときには、きれいなタオルで拭き取った後、乾いたタオルでから拭きをするのがポイントです。
拭き取りが不十分だと、薄くのびて乾いたのりの膜が、後からポロポロと剥がれるような現象が起こります。
ただ、薄皮のようになったのりは、後日に乾いてから爪ではがし取ってしまえばOK。再び濡れタオルで拭き取ることもできるので、焦らないでくださいね。
ぜひチャレンジしてみてください。
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