あんじゅホームスタッフブログ

【現場レポート】 止水板の話し

菅原 悌

いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。
弊社では基礎工事の時に止水板を施工します。

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コンクリート打ち継ぎ部には止水板を施工します。
コンクリート工事の際、先に打設したコンクリートの上から時間を空けてコンクリートを打設すると先に打設したコンクリートは硬化しており完全に密着させることができません。
これを「打ち継ぎ部」と呼びます。
弊社ではべた基礎を採用しており、コンクリート打設はベース部分と立上り部分の2工程に分けています。
ベースコンクリートと立上りコンクリートにはこの打ち継ぎ部が生じます。

 

外部の水の侵入の多くはこの打ち継ぎ部で起こります。
完全に密着していないためわずかな隙間からでも水が浸透していきます。
打ち継ぎ部分が地盤面より下にならないように設計をしますが、それでもゲリラ豪雨などで雨量が増えた時に打ち継ぎ部より上部まで水がくる可能性があります。
浸透を防ぐためにベースと立上りの打ち継ぎ部に止水板を施工します。

引用元 城東テクノ株式会社様

 

基礎コンクリート打設に先立って配筋工事と同時に止水板も施工します。
板の半分をベースコンクリートに埋め込むような形で施工します。
止水板は水の浸透を防ぐだけでなく、白アリの侵入防止にもなっています。