
京阪神木造住宅協議会第60回研修会に参加しました
こんにちは。あんじゅホームの石井です。
お久しぶりのブログ投稿をさせていただきます。
先日京田辺で行われた京阪神木造住宅協議会様主催の研修会に社長、副社長と共に参加させていただきました。
今回の研修のスケジュールは講師として来てくださっていた建築家の堀部安嗣先生が設計した住宅をみせていただいた後、その建築についてのお話を通して先生の建築コンセプトを教えていただくものでした。
※写真掲載NGとのことだったので当日の様子の写真は控えさせていただきます(泣)
自然と調和する建築
私にとって堀部先生の作品は思い出深いもので、大学の授業で初めて模型を作りながら学ばせていただいたのが堀部先生の『屋久島の家』でした。
屋久島の環境に沿った建築で自然と人が調和する建築が印象に残っていました。
↓大学生の時に授業で初めて作った模型『屋久島の家』 設計:堀部安嗣氏
人の心の豊かさを育てる建築
その自然と人が調和することを何より大事にする先生の作品は、今回見せていただいた住宅にもたくさん表現されていました。
日本建築のように遺伝子レベルで落ち着く空間。
そして気密性と断熱性のある安定した快適空間と対比しながらも、調和する四季のうつろいによって気温と環境が変化する不安定な半屋外空間。
その両方があるからこそ、安定した空間に安心感を感じながら半屋外で刺激と楽しさを感じられる。
そんな環境で過ごすと心が豊かになると先生から教えていただきました。
「みんな大好き半屋外空間」
セミナー中、先生は
「みんな大好きなんですよ、半屋外空間。カップラーメンもキャンプで食べるとおいしく感じるよね。」
とおっしゃいました。
カフェのテラス席や屋台のいす席がまさにそうですよね。私も大好きです。
私は中国茶や日本茶を飲むのが趣味の一つでもあります。
快適な温度に整えられた空間でお茶を愉しむのももちろん楽しいですが、茶道でいうところの野点など、ピクニックのようにバルコニーや庭で楽しむのも一つのスパイス。
想像するだけでわくわくが止まりません!
↓石井家のベランダで外の空気と共に中国茶を楽しむ様子。いつもよりおいしく感じます♪
まとめ
半屋外や屋外で楽しむ。
風や季節の移ろいに流されてやってくる”なにか”との出会い。
それはご近所の方かもしれないし、自然の恵みかもしれない。
そんな一期一会な出会いを待つ。
その時間こそが心を豊かにしてくれる。そう感じた研修会でした。
皆様、新たな出会いと刺激、家族が集まる空間や時間はいかがでしょうか。
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